約 3,735,978 件
https://w.atwiki.jp/girlwithlolipop/pages/202.html
ティー・パーティーをもう一度 ◆EAUCq9p8Q. 姿見の鏡面が揺らいだのを桂たまが見逃さなかったのは、きっと他にやることがなかったからだろう。 聖杯戦争が始まってからこっちの桂たまの日常は、なんとも味気ないものだった。 学校にも行かない(そもそも学生というロールが用意されていないため行きたくても行けない)。 買い物や気晴らしの散歩についても、アサシンからの進言に従い数を減らしている。 やることといえばお祈りと廃教会内の掃除と、元の持ち主の物らしい本を読むくらいしかない。 「元気ですか?」 本戦が始まったという通達を受けた後アサシンがたまの肉壁として置いていったモンスターに話しかけてみたりもした。 さすがにどう見ても化け物なミミックにはたまもビビったが、それでも、聖杯戦争始まって以来アサシンたちを除けば始めての仲間ということもあり、なんとか友好的に接することができた。 だが、たまの期待も空しく語り返してくれるモンスターは居なかった。 徘徊し、見回り、空に控える。 アサシンの命令をひたすら忠実に守るように、ただそこにあり続ける。 廃教会の中に残されていた本と同じように、持ち主の願いを抱いて帰りを待ち続けている。 それがなんとも、まさに『ただの手駒』というように感じられて、とても複雑な気持ちになった。 どうにも解れない、如何ともしがたい感情を抱えたまま、いつものように祈りを捧げ、教会内の掃除を行い、勉強の代わりに幾つかの本を読み。 朝が終わり、昼が過ぎ、日が傾き。そろそろ夜を迎えようという時間になり、紅茶を淹れて夕食用の冷凍食品の解凍を行っていた時。 突然、まるで石を打ちつけられた湖面のように、鏡の表面が揺れた。 なんの変わり映えもなかったはずの室内の一部が突然変化する。たまの目は、その変化を見逃さなかった。 伏目がちだった視線を持ち上げ、目を向ければ、鏡は見知らぬ世界を写していた。 「え……?」 そして見知らぬ世界の向こうから、見知らぬ人物が歩いてくる。 まるで西洋人形に魂だけが吹き込まれたような、菫色の薔薇の眼帯を付けた生気を感じさせない少女。 重なって見えたのは『ルーラー』の文字。『眼』を開くまでもなく、その少女が異質な存在であると直感的に気づけた。 「ルーラー、さん……?」 「ごきげんよう、桂たま様」 たまの声に導かれるように、ルーラーが鏡から飛び出す。 可愛い靴が廃教会の木製の床を踏みしめ、軋んだ音が大きく響く。 それが合図だった。 ― スカラ ― 教会内を徘徊していた十体のガニラスが集まって呪文を唱え、たまの傍に控えていた十体のキラーアーマーの防御をあげる。 そしてキラーアーマーたちははがねのつるぎを構え、次々にルーラーに飛び掛った。 「あ、ま、待って!」 たまが声をかけた時には、すでにキラーアーマーの第一陣は剣を薙ぎ、それをルーラーが軽やかにジャンプして回避していた。 姿見鏡が打ち砕かれ、鏡の破片が宙を舞う。破片はきらきら光りながら、キラーアーマーの間にばら撒かれた。 「兵隊さんには用はありません。さようなら」 ルーラーの一声とともに、ガラスの破片から無数の白い茨が飛び出し、その場に居たモンスターたちを縛り上げる。 そして瞬くほどの間に、全てのキラーアーマーが廃教会内から鏡の破片に引きずり込まれて消えうせた。 続いてガニラスが、侵入者の知らせを受けて駆けつけたミミックが、治療する相手を失って所在無さげに宙を泳いでいたベホマスライムが、キラーアーマーと同じように縛られ消えていく。 たまが驚くほどの暇もなく勝負は決し。 ルーラーはまるで何事もなかったかのように。 それこそ壊れた人形のように、来たときと同じ顔、同じ格好、同じ調子でこう言った。 「ごきげんよう。桂たま様」 たまにとってルーラーの登場は、まさに突然の出来事だった。 アサシンからは何事かがあったならばモンスターたちに任せてごくらくちょうとともに逃げろと言われたが、これでは逃げることもできない。 「ご心配要りません。話の邪魔になりそうなので今は別の場所に移ってもらっているだけ。 私が帰るときにはきっと戻します。どうか安心なさってください」 ルーラーは恭しく礼をし、まるで当然のように教会の居住スペースに備え付けてあるダイニングセットの椅子に座ってたまの淹れた紅茶に口をつけた。 そのずうずうしさすら感じるルーラーの振る舞いでようやくたまは我を取り戻した。 「えっと、ルーラーさんですか? 今朝手紙をくれた……」 「ええ」 ルーラー、裁定者。朝の通達の送り主。聖杯戦争を司る者。アサシンとの話題にも上がった、たまにとって唯一既知の聖杯戦争の関係者。 そこまで考えてたまは心当たりにたどり着き、何かあったときのためにと用意しておいたお金を入れた茶封筒をタンスから取り出してルーラーに差し出した。 「これは?」 茶封筒の先のルーラーは、表情を変えず、ただ小首をかしげて疑問を表す。 「その……家賃です。足りないかもしれませんけど、今はこれで」 実は今朝から気になっていたのが、『この家を勝手に使い続けていいのか』という問題だ。 たまがもともと住んでいた教会は養父の神父さんのものだった。 だが、聖杯戦争に呼び出されてから暮らしているこの廃教会は、たまとはなんの縁もゆかりもない場所。 元の持ち主こそ居ないが、水道やガスや電気が通っている以上水道光熱費などはかかっているはずだ。 たまにとって、ルーラーが自身のもとを訪れる心当たりはこれしかなかった。 「いただきません」 だが、ルーラーはくすくす笑いながらその茶封筒を付き返した。 「これはたま様に与えられた『環境』です。他の参加者の方たちにも同じように『環境』が与えられています。 あるいは家族、あるいは級友、あるいは仕事。それぞれが『環境』に縛られて、戦いに挑むのがこの聖杯戦争。 『環境』への対価は不要です」 ルーラーの返答は、たまにとってとてもありがたいものだった。 正直、ここにきて『他人の家に住むのはルール違反だからこの場所から出て行け』なんていわれたらどうしようと少しだけどきどきしていた。 変な諍いもなく今朝から続いていた心配がただのたまの杞憂で終わってくれた。胸をなでおろすような心地で、早鐘を打っていた心臓も少しだけ落ち着く。 しかし喜びや安心の半面で新たな疑問も生まれる。 「でも……じゃあなんで、私のところに来たんですか?」 ルーラーはまた一口紅茶を飲み、口元を緩く持ち上げながら、一言。 「アサシン様とお話がしたくて」 ☆ 色々と考えてみたが、アサシンを即座に呼び戻す方法は思い浮かばなかった。 今朝アサシンが使った念話で呼び戻せればいいのだが、たまにはそんな心得はない。 令呪を使えば瞬時に呼び出せるが、三画しかない令呪をこんなことで使うのはもったいない。 生憎、アサシンは電話も持ち合わせていない。バラモスならばバシルーラでモンスターをアサシンの元に戻すことができたかもしれないが、それも今は不可能。 なので結局、たまの逃走用のごくらくちょうのうち一羽の首に手紙を巻きつけて、アサシンの元まで飛ばすことにした。 『ルーラーさんがアサシンさんに会いに来ました。帰ってきてください。 たま』 内容は分かりやすくまとめてある。混乱させることはないだろう。 「じゃあ、お願いしますね」 窓を開けて背を押せば、ごくらくちょうは赤く大きな羽を広げて空へと舞い上がった。 高い、高い、吸い込まれるような空。赤と青の混ざった、紫色の空。 見渡せば、夕日が海に沈みかけていた。あと数十分もしないうちに夜が来るのだろう。 振り返れば、ルーラーもまた席を立ち、のんびりとごくらくちょうの向かう先を見つめていた。 不意にルーラーと目が合う。だが、ルーラーは目が合ったことも気にせずにダイニングテーブルの方に戻り、先ほどと同じように椅子に腰掛けて紅茶を味わいだした。 「少し待たせていただきます。たま様もどうぞ」 そして我が物顔で、たまの淹れたお茶を振舞いだした。 あまりの自然な体運びに、たまも一瞬自身が招かれた身であるかのように振舞いそうになってしまう。 シュガーポットに手をかけたところで、自分がもてなす側だということを思い出したたまは、やや思考を巡らせたあとでルーラーに対してこう尋ねた。 「そうだ、ルーラーさん。ケーキいかがですか」 「ケーキ、ですか?」 サーヴァントが食事を必要としない、というのはたまも知っている。現にたまが目覚めてから数日、アサシンも偽アサシンも食料どころか水一滴口にしてはいない。 だが、ルーラーはさも当然のように紅茶を飲んでいる。 ひょっとしたら、ルーラーは他のサーヴァントと違って特別で、食事を行うこともできるかもしれない。 ということまでを考えをめぐらせて……というわけではなく、単にお茶を飲むならお茶菓子があったほうがいいかなぁと思っての提案だった。 「私、最近調子がよくて、今回は上手くできる気がするんです。簡単なケーキならアサシンさんを待つ間にできると思うんですけど、いかがでしょう」 たまはそもそも(生来の鈍さもさることながら)身に余る魔力のせいで失敗を繰り返していた。 ちょっとしたきっかけで魔力を放出してしまい、その魔力によって不幸な出来事を起こし、その結果失敗を起こし、失敗をきっかけにまた魔力を放出するという負のスパイラルの中にいた。 だが、現在はアサシンと偽アサシンの同時現界、さらにアサシンの陣地作成と偽アサシンの度重なる戦闘によって魔力を安定して排出し続けている。 常人ならば昏倒必至の魔力消費だが、彼女にとっては毎分毎秒生まれ続ける魔力の適度なガス抜きとして作用した。 更にたま自身も魔力の制御の方法を心得たことにより、桂たまは今、精神面はどうあれ魔力面では絶好調だった。それこそ、常日頃悩まされ続けた魔力によるファンブルが一切発生しないと言い切れるほどに。 ケーキについてを考えると、賀茂とのことを思い出し胸が痛んだ。 だが、それでも数日ぶりにまともな会話ができる他人を(しかも、アサシンのように精神的につらい話を投げかけてこない相手を)もてなしたいという思いもたまの心に強くある。 桂たまとは、たまたま悪魔に生まれただけで、その本質はやはりどうあっても年相応な寂しがりやの女の子なのだ。 「……」 しばしの間が空く。 ルーラーは少したまの申し出に困惑しているようにも見えたが。 「ええ、それではお願いします」 数秒もすればやはり微笑むような顔のまま。 あるいは無表情なのかもしれないが、来たときから変わらぬ顔でたまの申し出にそう返すのだった。 ☆ ケーキをオーブンレンジで焼き始めてからアサシンが来るまでの間、たまとルーラーは間に紅茶を挟んで、他愛もない話を続けた。 篭城を続けているたまの境遇上しょうがないことなのだが話の内容も戦争とまったく関係のないものばかり。 紅茶の味がどうだとか。いま焼いているケーキがどうだとか。庭に咲いている花の香りがどうだとか。飛んでいる鳥がどうだとか。そんな戦争とは程遠い、単なるお茶会のような話。 食欲を喚起するケーキの香りが廃教会を満たし始めた時、少女たちのお茶会に地獄の底から響くようなおぞましい声が加わった。 「さいていしゃ みずから でむくとは」 開け放っていた窓に、羽ばたきの音と爪の音が帰ってくる。 たまが低い声のした方―――背後を振り向けば、そこには既に実体化したアサシンが立っていた。 「くすくす、お邪魔でした?」 「わしの ことは しっているのだろう。 わしは いまも じんちを つくっておる。 ながいされれば ふりになる。 さいていしゃとは こうへいに あるべきだ」 「くすくす。そんなに邪険にしないでください。今回は一つ、お願いがあってきたんです。 さあ、アサシン様。暗殺者などに押し込められた可哀想な大魔王様。貴方も腰掛けてください。お茶を飲みながらお話しましょう」 譲り合うのは上っ面だけ。険のある言葉に、険のある言葉。 アサシンはふんと鼻をならしただけで、当然ながら朗らかにイスに腰掛けて少女たちのお茶会に加わるようなことはない。 ただ、遍く世界の大魔王がそうあるように、たまの背後に控え、腕を組み、威圧感を撒き散らしながら居丈高に話すのだ。 「はなし というのは フェイト・テスタロッサ の とうばつれい の ことか」 「いいえ。彼女のことは彼女のこと。このお茶会には関係ありませんわ。 アサシン様とお話したいのは、アサシン様について。アサシン様がいつか辿ってしまうありきたりなおしまいについて」 ルーラーの声をさえぎるように、オーブンレンジが焼成の完了を告げた。 アサシンのおしまいというのはたまにとっても気になる話題だったが、せっかく焼いたケーキを焦がしてしまってはもったいない。 たまは二人の会話に後ろ髪を引かれながら、できるだけ急いで帰ってこれるよう小走りでオーブンレンジへと向かうのだった。 焼きあがったパウンドケーキは、市販品と見間違うほどに綺麗な状態だった。 文句なし、たまがこれまで作ったケーキの中でも傑作といっていい出来だ。 なんと珍しく焦げていないし、粉をふるいにかけるのを忘れなかったし、卵も綺麗に割れたからきっと殻もまったく混入していない。 材料を床に落とすこともなかった。袋をひっくり返すこともなかった。こけなかったしやけどもしなかった。 理解不能な原因で、食べられるはずのケーキが食べれない何物かにクラスチェンジすることもなかった。 ここまできちんと作れたならばきっと美味しいはずだ。美味しいに違いない。美味しいと信じたい。 まだ熱の残っているうちに切り分け、皿に乗せる。切った感じ生焼けでもないので食べても大丈夫だろう。 「アサシンさん、ルーラーさん、ケーキが……」 「ありがとうございます。桂たま様」 ここでひっくり返したらすべてご破算と注意深く皿を運べば、アサシンとルーラーの会話は既に終わっていたらしく、ルーラーは既に椅子を離れて割れた姿見の前に立っていた。 ルーラーが姿見の残骸に触れれば、彼女が来たときと同じように鏡面が波打ち教会とは別の世界を映し出す。 「話が終わったので、私は帰らせていただきます」 「あ、あの!」 鏡に入り込もうとするルーラーを見てたまはあわてて切り分けたパウンドケーキを手近にあったバスケットに詰めて手渡す。 せっかく焼いたのだし、二人分を想定した量のためたま一人では食べきれない。ルーラーは仕事で色々忙しそうだから、差し入れ程度にでも食べてほしい。 そして、もし叶うならば。 「よければもう一度、お茶を飲みに来てください」 この他愛もないお茶会をもう一度。 戦争の最中、ほんの少しの息抜きを、もう一度。 「ええ、いずれ、きっと」 社交辞令以上の心を込めて送ったバスケットと言葉を受け取り、ルーラーは短くそう答えた。 その表情は、貼り付けたような微笑より、少しだけ柔和に見えた。 ☆ ルーラーが消えた後。 鏡の破片が飲み込んでいたモンスターたちを吐き出すのを見ながら何かを考え込むように顎に四本指の手を添えているアサシン。 その顔は、いつもよりもやや険しいように見える。 もしかしたら不機嫌なのかもしれないと察し、たまは少し気後れしながら話しかけた。 「ごめんなさい。忙しいのに呼び戻しちゃって」 「いい。 こんかいに かんしては、あやつは わしが こなければ かえらなかった だろう」 しかし、たまの不安とは裏腹に、アサシンの言葉は彼にしては棘のないものだった。 あまりの毒気なさにたまがやや拍子抜けしているとアサシンは言葉を続けた。 「しかしだ たまよ。もし わしの ふざいのおり あやつが ふたたび あらわれたなら、わしを よびもどす ひつようはない」 「でも、アサシンさんに会いたいって言われたら」 「そうちょうに かえる ことだけを つたえれば それでよい。 われらも かつための じゅんびを ととのえる ひつようがある。 わけもなく なんども こられても めんどうじゃ」 続いた言葉は、たまに何事かを問いかける時とは違う、単純な進言と思わしき言葉。 言われてみれば、ルーラーが何度も訪れてアサシンが居城を離れれば、それだけたま達は戦闘に取り掛かる準備が遅れる。 劣勢に立たされやすくなってしまうのは自明の理。アサシンはそれを避けたいのだろう。 分かりましたと肯定すれば、アサシンは特にそれ以上何も言うことなく、たまに背を向けて歩き出した。 「わしは じんちの さくせいに もどる。 いぜん ちゅういは おこたるな」 「はい……あの、アサシンさん」 たまの声に、教会から出ようとしていたアサシンが歩みを止めて振り返る。その顔は、やはり険しい。 少々気圧されながらも、たまは疑問を口にした。 「アサシンさんのおしまいって、何の話だったんですか?」 結局聞けなかったルーラーとアサシンとの会話の内容。忙しいであろうルーラーが自ら赴くほどの用事。 そのことについて問われたアサシンは、彼にしては少々反応が悪く間を置いた後で。 「われらが まけたときの はなしじゃ。 しょせん いまの われらには まだ ひつようのない はなしよ」 とだけ答え、たまの答えを待たずして言葉を続ける。 「……ところで たまよ。おぬしには あいつは なににみえた」 「ルーラーさんですか? ……えっと、お人形さん、でしょうか? 小さくて、かわいらしくて」 「……そうか」 それだけを聞くと、アサシンは教会を後にした。 再び一人になったたまは、少し立ち止まってたまが居ない間の二人の会話について思考を巡らせてみたが、まったく想像の付かないものだったので、すぐに考えるのはやめにした。 気が付けば、外は更に深い紫色に染まっている。いつの間にか夕方が終わって、夜が来ようとしていた。 「あ、やっちゃった」 温めたまま放っておいた夕飯用の冷凍食品が目に入り、食べるタイミングを失っていたことを思い出す。 触ってみると、すっかり冷めてしまっていた。 ケーキを焼いた余熱のままのオーブンレンジは、しばらく冷めそうにない。冷凍食品を温めなおすにはまだまだ時間が要りそうだ。 まだしばらく時間をつぶす必要があると判断したたまは、今朝よりも少し軽やかになった足音でダイニングから寝室に移動。 そして、それなりに残されている教会の蔵書を紐解き始めた。 いつかのお茶会に素敵なお菓子を添えられるように。 一ページ、二ページ、お茶会にふさわしいお菓子について眺め、そこに来てようやくたまはおかしなことに気づいた。 アサシンは最後までたまとルーラーの『お茶会』について口を挟まなかった。 普段のアサシンならば戦争中は極力接触をするなと言いそうなものだが、ルーラーに関してはそういう言及が一切なかった。 ルーラーが再度訪れた時についても『すぐに追い返せ』『話に耳を貸すな』などと言わなかったあたり、暗に認めているようにすら感じる。 それは、アサシンと数日触れ合ったたまからすれば、少しだけ、違和感のある反応のような気がした。 「アサシンさんも本当は、一緒にお茶が飲みたかった、とか」 絶対に的外れだと分かる予想を口にしながら、ページをめくる。 本の中には、綺麗なものだけが詰まっていた。 【B-5/海辺の廃教会/一日目 夕方】 【桂たま@天国に涙はいらない】 [状態]健康、元気、魔力消費(微小) [令呪]残り三画 [装備]なし [道具]ルーラーからのおてがみ [所持金]億単位(銀行に貯金してある) [思考・状況] 基本行動方針:戦闘はアサシンに一任 0.教会からはあまり出ない。 1.大魔王城完成まで教会でひっそり暮らす。 2.モンスターさんたちを、犠牲に……? 3.ルーラー(雪華綺晶)さんともう一度お茶会をしたい。 [備考] ※ルーラー(雪華綺晶)を確認しました。nのフィールドを利用した移動も確認してあります。 ※フェイト・テスタロッサの名前と顔を確認しました。 ※廃教会内にキラーアーマー×10、ガニラス×10、ミミック×5、ベホマスライム×3が配置されています。 さらにたまが逃げ出せるようにごくらくちょう×2が潜んでいます。 彼らは勝手に増えませんが、今後アサシン(ゾーマ)の采配とたまの要請次第で増えることはあります。 ★ 「あなたの宝具、『そして伝説へ』。その効果の一つとして、賢者の石の作成があると聞きます」 サーヴァントである以上飲む必要もないだろうに、律儀に紅茶を呷りながら、ルーラーはようやく本題を切り出した。 「それが どうした」 「もし、その宝具の効果により賢者の石を作ったならば、あなたたちの意向に関わらず、裁定者権限を持って回収させていただく、と言いにきたのです」 それはまさに寝耳に水といえる、唐突な申し出だった。 「なぜだ」 「理由をお話しする必要はありません。あなたは参加者である以上、私には逆らえないのですから。 愛しい愛しいカナリアの籠を、海に流されたくはないでしょう?」 告げられたのは、およそ公平とは思えないルール。納得など得られるはずもない説明と、ただ頷けという強請りにも似た提案。 ただ、アサシンが異論を申し出ることはなかった。 ここでアサシンが逆らえば、ルーラーは言葉どおりたまの居場所を公然のものにするのだろう。 そうなれば、アサシンたちは一気に苦境に立たされることになる。 宝具である偽アサシンの生存中はアサシンは戦闘ができない。そして、偽アサシンと情報交換をする方法をアサシンもたまも有していない。 もし居場所の情報を公開されがら空きの本陣に踏み込まれれば、たまは一方的になぶり殺しにされてしまうだろう。 「どういたします、大魔王様。お願いを聞いていただけますか」 ルーラーは尋ねる。あくまでアサシンの判断を仰ぐように。 「……わしを みくびるか。ルーラーよ」 そんな尊大なルーラーの言葉を受けたアサシンの態度は、やはり尊大だった。 「あんさつしゃの クラスに あまんじて いようと……おぬしの めのまえに たつ、われこそは だいまおう。 まをすべる ものの しんそたる もの。しのきわに はなつ ほうぐなぞ つかうきかいも おとずれまい」 その姿、その物言いは、まさしく大魔王。 自身の存在に一切の不安を抱いていないと言いたげなまでの。 「素敵なお言葉。生前勇者に誅されていなければ、もっと素敵でしたのに」 唐突に、紅茶に毒が添えられる。 しかしアサシンは顔色を変えず、堂々と続けた。 「ならば つれてこい。わしをころす ものを。なみの えいゆうを しのぐ しんなる ゆうしゃを。 そうすれば そのとき、ちかおうではないか。わがほうぐの こうかの せいげんを」 「では約束を。その時がくるまで、せめて道化となって愉快に踊ってくださいな。大魔王様」 床に届かぬ足をぶらつかせながら涼やかに笑うルーラー。 まるで玉座に控えるように威厳を放つアサシン。 質素な木製のダイニング・テーブルと紅茶の湯気を挟んで行われる、不釣合いな者たちの会合はそこで幕を閉じる。 全てを告げ終えた、と言うようにルーラーが椅子から飛び降り、破砕した姿見鏡の方へ歩き出す。 切り分けたパウンドケーキを携えたたまが戻ってきたのは、丁度その時だった。 ★ 「……おかしな はなしだ」 陣地の作成が続く孤島に戻ったアサシンは、誰にともなくそう呟く。 不遜な態度こそあったが、それよりもアサシンの気を引いたのは、ルーラーの依頼内容だった。 「なぜ あえて 『けんじゃのいし』 なのだ」 アサシンの宝具はどれも強力だ。『そして伝説へ』以外も反則級のものがそろっている。 しかし、それらを差し置き、アサシンの存命中には効果を発揮しない『そして伝説へ』についての制限というちぐはぐな命令。 更に『そして伝説へ』についても宝具の発動自体は阻害しないという口ぶりであったことを鑑みれば、宝具そのものが問題というわけではないのだろう。 「まりょく ではない。まりょく ならば たとえ いしになろうと かいしゅうできる はずじゃ」 最初に考えたのは賢者の石化による英霊の座に戻る魔力の減少だが、ならば問題はない。 賢者の石という過程を経ようとも、石の持ち主が打倒もしくは石が破壊されれば賢者の石になっていたアサシンの魔力は問題なく座に戻るはずだ。 つまり問題はアサシンの魔力についてではない。 そうなると残るものはなにか。 「……ならば たま そのものか」 たどり着いた可能性は一つ。ルーラーが制限したいのはアサシンの進退ではなく、巻き込まれるように賢者の石と化すたまについてという可能性。 裁定者側は、アサシンではなくたまの方に気を置いている。少なくとも『桂たま』が『賢者の石』になってはならない理由がある。 肉体の保存か。魂の保存か。『桂たま』を『桂たま』のまま現世に残しておく必要があるということだろう。 そこでアサシンが思考を巡らせたのは、同じくアサシンの中に残っている謎。 「あるいは、フェイト・テスタロッサも このきていに はんする ちからを もつのか」 裁定者側が仮にマスターの存在をそのまま保っておきたいものだと仮定して。 本戦開始とともに討伐令を下されるとすれば、裁定者たちの用意した最低条件である存在の保存そのものに干渉する力を持つという可能性が高い。 だが、だとすればその能力についても公開し、注意を喚起するはずだ。 捕獲という一文も加えれば、あるいはフェイト・テスタロッサは存在の復元能力を持ち、主催者側が回収すれば彼らの計画を大きく助けるということも考えられる。 そもそも、フェイト・テスタロッサの討伐令と今回の勅命に関係があるのか。それともまったく別の要素が関わっているのか。 「たりんな」 少し思考をしてみても、当然、明確な答えにはたどり着けない。 情報は二つぽっち。手持ちのカードが少なすぎる。 「いまは ただ まつのみか。さいていしゃ たちが ふたたび ぼろをだす そのときを。 いつでも おとずれるがいい。 たまと まじわることで わしの まえに きずぐちを さらけだせ」 アサシンがたまとルーラーの『お茶会』について止めなかったのにはそういう理由もある。 誰かと接触することで桂たまという悪魔はその破滅へ続く物語の中に何事かを得る、逆にルーラーは何事かを溢す。 それがどんなことであれ、アサシンにとって不利はない。今はまだ、二人の接触を止めるべき時ではない。 そしてもしいつか偶が満ちたならば、なんらかのきっかけからたまはルーラーを『視る』だろう。 因果を遡り過去を見通すたまの『眼』ならば、裁定者の裏側を筒抜けにすることができるかもしれない。 そうなれば下らぬ考察など積み重ねることなく、一気に相手の首に手をかけられる。 外観の整った大魔王城の中に新たなモンスターが生まれ、城を徘徊し始める。 その様子を見ながらアサシンは最後にもう一度、あの不遜なルーラーについてを考えた。 たまは彼女を指して『人形』と言った。 だが、アサシンの目に映ったのは。魔を統べる者を統べる者の目に映った人形の中身は。 原初に悪と定義されていたであろう、『利己』の塊。 我欲にまみれた者が『公平なる裁定者』などとは、笑わせるものである。 「あばき さらすのも おもしろかろう」 たまの行く末とともに、楽しめそうなものが一つ増える。 この舞台に漂う暗黒の根源。裁定者を従えた者。 少女たちの願いの上に君臨している楽園の魔王。その『利己』の中核たる願い。 「すべてが ときあかせた ならば」 自分勝手な裁定者。 その裏に潜んでいるであろう『魔王』。 彼らの願いをアサシンの足元に曝け出し、分不相応な身にて大魔王に首輪をつけた罪を願いの破壊という闇を持って償わせる。 それもまた面白いかもしれない。 「もういちど たくを はさもう。いつわりの さいていしゃよ」 大魔王は全盛の形を取り戻し始めた城の奥、出来上がったばかりの玉座に座り、闇が満ちる時を待つ。 【B-4-B-5/大魔王城/一日目 夕方】 【アサシン(ゾーマ)@ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ】 [状態]魔力消費(微小) [装備]なし [道具]なし [思考・状況] 基本行動方針:たまの ゆくすえを みとどける 1.だいまおうじょうの かんせいを いそぐ 2.ひつようにおうじて モンスターを さくせい 3.フェイト・テスタロッサ に きょうみ。 さいていしゃ の ねらいは? 4.さいていしゃたちの ねらいを あばきたいが、はたして…… [備考] ※B-4-B-5の孤島に大魔王城を作成しています。同時にモンスターも生産し、城内を徘徊させています。 準備期間中から作成を開始しており、現在内部に取り掛かっています。現在のペースで陣地作成を続ければ二日目早朝には大魔王城が完成します。 ※通達における「フェイト・テスタロッサを『捕獲』」という一文に興味を持っています。 もしかしたら彼女が裁定者側(聖杯戦争)についてなにか知っているのではないかとも考えています。 彼女を保護することの危険性も知っていますが、わりと望むところです。 ※裁定者側から『そして伝説へ』による賢者の石の生成に関する注意を受けました。 これを受け、裁定者側がマスターの存在の保存を行おうとしている可能性を考察しました。 ※たまの『眼』を用いれば裁定者側の事情が看破できるかもしれないと睨んでいます。 ※孤島の周囲の海にだいおうイカ×1が居ます。陸地―孤島間の魔物運搬用で、積極戦闘は行いません。 ☆人工精霊 「確かにファヴは桂たまに不信感をもたれないようにって言ったけど、さっきのはさすがに露骨すぎぽん」 「そうかしら」 「というより、それ、もらっちゃってよかったぽん?」 ルーラー・雪華綺晶がnのフィールドに戻った直後、彼女の持つ携帯端末に隠れていた人工精霊・ファヴは飛び出して彼女に尋ねた。 事前に『桂たまに不信感をもたれるな』と釘を刺しておいたからか、たまに対するルーラーの対応は気持ち悪いほどに懇切丁寧だった。 ただ、たま自体はその丁寧さに違和感を覚えていなかったようだからこちらは無視しておいてもいい。 だが別れ際にたまから受け取ったケーキは、賄賂のようなものと判断されてもおかしくない。 これを誰かに見られれば、公平なルーラーというイメージが壊れてしまいかねない。 そもそもプレシアもルーラーもファヴも公平なわけではないのだから主催者側からすればまったく問題はないのだが、それでも他の参加者から物言いが付いてしまうのは避けたい。 できる限り波風を起こしたくないファヴとしては、あまり受け取りたくないものだった。 「不思議な味」 だがルーラーは、たまからお土産にと渡されたパウンドケーキを食べながら、nのフィールドを歩く。 ルーラーにファヴには理解できない部分があるのは分かっていたことだし、こういうところで大雑把なのも把握していた。 そして、一度言い出したら聞かないということも知っている。故にファヴは、捨てるような提案はせずに、ただ妥協案だけを提示した。 「もらったもんはしょうがないけど、他の子に会う時は隠しとくべきぽん」 「……ええ、そうね。そうしましょう」 ルーラーは、ちゃんと理解したのか、してないのか、ただぼんやりとした答えだけを返した。 そして、話の流れにそぐわない、的外れなことを言い出した。 「ねえファヴ。お茶会は楽しいわね」 「……それはたぶんファヴにはわかんない楽しさぽん」 「きっといつか貴方にも分かるわ」 ルーラーは最後の一口を放り込み、進路を変える。これから先、向かうべき元の方へ。 そしてふと思い出したように立ち止まり、ファヴに向いて尋ねた。 「いつかまた会いに行きたいの。あの子に。いいかしら」 「んー、問題ないんじゃないかぽん。やることが終わってひと段落して、暇があったら、好きなだけ会いにいきゃあいいぽん」 ファヴは単なるサポート役。ルーラーの行動を止める権利はない。 欲を言えば、ファヴもファヴ個人として会いにいきたい参加者はいるが、一旦の協力関係であるルーラーにそこまで強制するつもりもない。 「いつかまた、ティー・パーティーをもう一度。楽しみにしています、桂たま様」 鏡の中の世界に声は溶けていく。 ファヴが見たルーラーの背中は、いつもより少しばかり弾んでいるようにも見えた。 【???/nのフィールド/一日目 夕方】 【ルーラー(雪華綺晶)@ローゼンメイデン】 [状態]健康、少し楽しい、食あたり(微) [道具]たまの手作りケーキ入りバスケット [思考・状況] 基本行動方針:少女たちの魂を集める 1.山田なぎさのもとへ。 2.??? 3.桂たまとまたお茶会を。 [備考] ※ファヴにささやかな執着があります。が、ファヴに伝えてないこともかなりあります。 ※たまの手作りケーキには微量ながらたまの魔力がこもっています。悪魔以外が食べれば食べるだけ体に不調が起こります。 【人工精霊(ファヴ)@魔法少女育成計画】 [思考・状況] 基本行動方針:聖杯戦争を恙なく進行して聖杯戦争終了後も消されず生き延びる。 1.他の参加者たちの魂は逃がしちゃ駄目ぽん 2.なんにせよ、さっさと聖杯戦争を終わらせて自由の身になるぽん [備考] ※ルーラー(雪華綺晶)に与えられた人工精霊です。 ※掲示板の管理・クローンヤクザの統制などの電子機器機能方面でのプレシアのバックアップを行っています。 ただし、反乱などができないようにある種のストッパーは課せられています。 ※情報端末を通して人物の位置の特定が可能です。他の機能もあるかもしれません。 ※大道寺知世が山田なぎさと接触しているとは知りません。 今後、二人の携帯端末の位置を確認すれば気づくかもしれません。 ※フェイト・テスタロッサについては『プレシアが執着している』程度しか知りません。 BACK NEXT 029 少女たちの青春診療録 投下順 031 さいはて町に鐘が鳴る 時系列順 BACK 登場キャラ NEXT 001 惑いのダッチアイリス 桂たま&アサシン(ゾーマ) 054 天国はまだ遠く 026 ALL HAZARD PARANOIA/オール・ハザード・パラノイア ルーラー(雪華綺晶) 033 青春にさようなら 人工精霊(ファヴ)
https://w.atwiki.jp/foods/pages/189.html
https://w.atwiki.jp/psn_newgame/pages/246.html
ゲーム名 対戦銀ダン シューティング (→ソフトカタログへ) 対応フォーマット PSP CERO A ジャンル アクションシューティング プレイヤー人数 オフライン 1人 アドホックモード 2人 販売価格等 480円 容量 4374KB 配信開始日 2011/01/06 体験版 無し 備考/PSN等 対応周辺機器 映像出力 音声出力 販売元 ベストメディア 開発元 まとめサイト 関連スレor板
https://w.atwiki.jp/divinezero/pages/460.html
魔影神殿:白 エンテレケイア/攻略パーティー 単色パーティー + 炎・ + 水・ + 風・ + 光・ + 闇・ + 無・ 種族パーティー + 人間・ + 妖精・3 + 神・ + 魔物・2 + 獣・ + 竜・ + 機械・ 固有パーティー + 創醒の聖者・3 + 終教祖メイザース・2 + 神才マクスウェル・ 準無課金 + 準無課金・ 完全無課金 + 完全無課金・ イレギュラー + イレギュラー・ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/os_harukanakuni/pages/32.html
残酷な戦場ではパーティーメンバーと進退を共にすることが万全の策と言えます。生死を共にする仲間、苦労を同じくする戦友。得られるものは豊かな経験値及び貴重な宝物だけではありません。最も大切なものは友人同士で助け合う友情です。『Orient Story~遥かな国の物語~』は一味違うパーティー編制方法を案内します。 パーティー編制紹介 下部のパーティー編制ショートカットアイコンをクリックし、<パーティー>画面に入ります。<自分のパーティー>では現在の編制パーティーに所属するプレイヤーの名前・レベル・流派・結社などの情報を確認できます。プレイヤーがリーダーの場合、リーダーマークが表示されます。パーティー編制においては1人加わるたびに魔物の経験値が従来より5%増加します。 パーティー編制方法 1、自分がリーダーの場合:リーダーになりたいプレイヤーは<パーティー設立>をクリックし、新たなパーティーを設立することができます。<付近のプレイヤー>一覧の中で近くにいるプレイヤーを探し、パーティー加入を要請したいプレイヤーをクリックし、<パーティー招聘>をクリックすればパーティー招聘を送信できます。<自分がリーダーの時、他人の送信したパーティー加入申請を自動的に受け入れる>にチェックを入れた場合、他のプレイヤーはリーダーの同意を経ずに直接パーティーに加入できます。チェックを入れなかった場合、プレイヤーのパーティー加入申請時に申請メッセージアイコンが表示され、アイコンをクリックすれば処理画面が開き、同意をクリックすれば相手はあなたのパーティーに加入できます。 2、自分がパーティーメンバーの場合:パーティー編制フレームの<自分がパーティーを編制していない場合、他人の送信したパーティー招聘を自動的に受け入れる>にチェックを入れた場合、あなたの同意を経ずに直接パーティーに組み込まれます。当該項目にチェックを入れなかった場合、リーダーのパーティー招聘メッセージアイコンを受信し、アイコンをクリックすると表示画面が開き、同意をクリックすればパーティーに加入できます。<付近のプレイヤー>から付近で既に編制されているパーティーを探し、<パーティー加入申請>をクリックして相手のパーティーへの加入を申請することもできます。 公式HPより抜粋
https://w.atwiki.jp/housoukinsi/pages/427.html
歌手 外道 リリース 昭和50(1975)年 レーベル 作詞 加納秀人 作曲 加納秀人 編曲 JASRAC 031-9777-8 放送禁止理由 豆知識 曲を聴く方法 (注) 実際の視聴は行っておりませんので、問題箇所が修正されている可能性があります。 参考(リンク) 歌詞 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/1285.html
みんな「「「「友さん、お誕生日おめでとう!」」」」 友「みんな、ありがとう」 宮藤「おめでとうございます!友さん!では、みなさんお腹いっぱい食べてくださいね!」 友「うおっ!?この缶詰はなんだ?すげぇ膨らんでるんだけど…」 エイラ「それは私からの贈り物ダ!感謝しろヨ~」 友「ああ!ありがとう!これ、今食べていいか?」 エイラ「いヤ、後でゆっくり食べロ」 友「そうか、わかった」 ミーナ「みなさん、食事中で悪いんだけど報告があります」 「今日は久しぶりにネウロイの侵攻がありましたが、最近ネウロイの動きは沈静化してます」 「そして、司令部より特別演習実施の命令がきました」 坂本「ミーナ、どんな内容だ?」 ミーナ「命令は南海の無人島で訓練とのことよ」 ルッキーニ「南の島!?」 シャーリー「やったな!ルッキーニ!バカンスだぞ!」 ルッキーニ「うにゃ!やったぁ!フルーツ食べ放題~!!」 坂本「シャーリー!そしてルッキーニ!これは遊びじゃないぞ」 友「あのさ、南の島なんか行って訓練するのはいいけど…その間、この基地はどうするの?」 エーリカ「うわっ!?友が真面目な質問した!!」 友「おれだってたまには良い質問ぐらいするよ…」 ミーナ「友さんの言う通りだわ。でも、訓練を実施する島はこの基地からそう遠くないの」 「だから、大丈夫よ」 友「なら安心です」 俺「なぁヘルマ、何か上層部から連絡あったか?」 ヘルマ「そのことなんですが、次の命令があるまでこの基地で実戦経験を積むようにといわれました」 俺「それはよかった!」 ヘルマ「これからも一緒ですね!」 俺「ああ! ヘルマ、口に米粒がついてるぞ」 ヘルマ「え?ど、どこですか?」アセアセ 俺「反対だよ。ほら、取れたぞ。ぱくっ」 ヘルマ「…うぅ…恥ずかしいです…//////」 友(みんなの前でイチャイチャとは…) リーネ(ヘルマさん…幸せそう) ペリーヌ「…こほん…恥ずかしげも無く、よくも……」 宮藤(リ、リーネちゃんのおっぱいが近い!!) ミーナ(仲良いわね。私も美緒と…) 友「これ、うまいな!宮藤、これなんていう料理?」 宮藤「あっ、それはバルクホルンさんとハルトマンさんが作ったものです!」 友「あり?そうなの?でも、ハルトマンって料理禁止じゃなかったっけ?」 エーリカ「ミーナにお願いしたら、今回だけ許してもらった!」 バルクホルン「……とてつもなく大変だったけどな…」 友「ありがとう!2人とも!ところで、これはなんていう料理だ?」 バルクホルン「これはアイスバインという料理だ」 友「ほぇ~ カールスラント料理か?」 バルクホルン「ああ、カールスラント料理を代表する家庭料理だ」 エーリカ「ねぇねぇ!友!食べさせてあげる!」 友「いいって! それに、みんな見てるし…」 エーリカ「大丈夫!誰も見ていないから!ほら!あーん」 バルクホルン「ハ、ハルトマン!?////// 何をしてるんだ!?//////」 エーリカ「何って友に食べさせようとしてるんだけど」 バルクホルン「だ、駄目だっ!!//////」 エーリカ「なんでぇ~!?もしかしてトゥルーデも友に食べさせたいの?」 バルクホルン「そういうわけじゃ…/////」 エーリカ「まぁまぁ遠慮しないで、トゥルーデも食べさせてあげなよ!ほら!」 バルクホルン「うぅ……/////」 エーリカ「友~ あーん」 バルクホルン「……ほ、ほら…友…//////」 友「…恥ずかしいんですけど…」 エーリカ「むぅ~ 男の子はつべこべ言わないの!ほらっ!」 友「…仕方が無いな… あむっ」 エーリカ「どう?おいしい?」 友「うん、ウマイ!」 エーリカ「よかった~!!」 バルクホルン「……と、友…////// あーん…////」 友「…あむっ… うん、ウマイぞ!!」 バルクホルン「………/////」 エイラ「あの3人イチャイチャしすぎダロ」 サーニャ「エイラもあんなふうにしてもらいたいの?」 エイラ「な、ななななななな!////////// い、いいのか!?///////」 サーニャ「うん、エイラ あーん」 エイラ「…あむ…おいしいゾ!サーニャ!!//////////」 サーニャ「よかった/////////」 坂本「そろそろ盛り上がってきた頃だな…宮藤!」 宮藤「はい、何でしょう?」 坂本「私が用意しておいた飲み物を皆に渡してくれ」 宮藤「はい!わかりました」 俺「これ何だろ?」 ヘルマ「私も分かりませんね…」 ペリーヌ「これは何ですの?」 宮藤「私にもわからないんです…」 リーネ「何かのジュースかな?」 坂本「まぁ、中身は気にしないでじゃんじゃん飲んでくれ!」 友「では、飲むとするか」グイッ 俺「俺も飲もおっと」グイッ 「ん?これは……お酒じゃないか!?」 友「そうだな、お酒だ」 「わっしょーい!!!」 俺・友「!?」 ミーナ「ちょ、ちょっと美緒!?」 坂本「はっはっはっはっ!ミーナもじゃんじゃん飲め!ペリーヌも!」 ペリーヌ「しょ、少佐の頼みとなれば…ぐいっ」 ミーナ「す、少しだけよ… ぐいっ」 サーニャ「ぐいっ………ぐぅ…」ポワワーン エイラ「サ、サーニャ!?大丈夫か!?顔真っ赤だけド!?」 バルクホルン「な、なんか凄いことになってきたな…」 エーリカ「うん…」 シャーリー「この飲み物はイイ!もう一本くれ!」ポワワーン ルッキーニ「シャーリー!飲みすぎ~」 リーネ「よ、芳佳ちゃん!?//////」 宮藤「…触りたい…」ベロンベロン ムニュッ ムニュッ リーネ「やっ!だ、ダメだよぉ…//////」 友「…いやぁ…おれの誕生日が凄いことに…」 俺「だな… ヘルマ、この飲み物飲むなよ? ん?」 ヘルマ「………//// 俺……/////////」ポワワーン 俺「お、俺!?」(呼び方が"俺さん"じゃなくて俺になってる!!) ヘルマ「……体が熱い……キスして…////」 俺「な、何言ってるんだよ!?もしかして、お酒飲んだのか?」 ヘルマ「…………私も俺にお酒飲ましてあげる…/////」ポワワーン 俺「な、なにぃ!?ヘ、ヘルマ!?口にお酒を含んで…そのままキス!?…んん!!!!」 ヘルマ「んん……」 俺(く、口の中が…!! お酒でいっぱいだっ!) ヘルマ「ぷはぁっ… 俺…今すぐHしよう…」 俺「はぁ!?////////酒飲んでからヘルマの性格が激変してるぞ!!///////」 ヘルマ「そんらことらい……いらすぐHしよ…」ベロンベロン 俺「だ、駄目だっ!//// ちょっ!おいヘルマ!そんな強引に手を引っ張るな!!」 ヘルマ「いらすぐ部屋にもろって、H~ 」ベロンベロン 俺「いやぁぁぁぁぁぁっ!」 友「あの二人は何やっとるんだか…それに引き続きこっちも…」 坂本「はっはっはっ!いい飲みっぷりだぞ!ミーナ、ペリーヌ、エイラ!」ベロンベロン ミーナ「これくらい…隊長としてあたりまえよ…」ベロンベロン ペリーヌ「も…もう…らめですわ…」ベロンベロンバタンキュー エイラ「ふっふっふっ…まらまらいけるゾ~」ベロンベロン サーニャ「zzz…」 ルッキーニ「zzz…」 シャーリー「zzz…お酒…ウマウマ…」 宮藤「はぁはぁ…もみもみ」ベロロン リーネ「だ、駄目っ!///////みんなが見てる…////////」 友「もう手がつけられないな…おれ寝るわ」 バルクホルン「ちょ、ちょっと待ってくれ!」 エーリカ「友~ ちょっと待って!」 友「ん?二人ともどうしたんだ?」 バル・ハルト「「誕生日プレゼント…////////」」 友「……ありがとう!!!二人とも!物凄く嬉しい!!」イヤッホーイ バルクホルン「……////」 エーリカ「えへへ…/////」 友「今、開けてもいいか?」 エーリカ「ダ~メッ!後で!そ、それとトゥルーデに言いたいことがあるんだ…」 バルクホルン「なんだ?」 エーリカ「わ、私…私……友の事が好き!!」 バルクホルン「………」 エーリカ「…もしかしたらトゥルーデも友の事が好きなんじゃないかなと思って、なかなか言えなかったんだ…」 バルクホルン「……私も…ハルトマンと同じで友の事が好きだ…」 「……まぁ、ハルトマンが友のことを好きなのではないかとの疑問は前から薄々感じてたが…」 エーリカ「…なんかおもしろいね、二人して同じ人が好きだなんて」 バルクホルン「ふっ……確かにな」 エーリカ「今までトゥルーデにこの事を言うのが怖かったけど、言ってみて、良かったよ」 バルクホルン「これからは、どっちが早く友を射止めるかの競争だな」 エーリカ「そうだね」 友(目の前で…こんなことが起きるとは…) バルクホルン「ということで、これからもよろしくな!ハルトマン」 エーリカ「こちらこそ!」 ― 友の部屋 ― 友「ふぅ…」 (前は確実にトゥルーデの事が好きだったんだが…最近はハルトマンを気になっているおれもいる…) (今はどっちが好きなんだかわからない………何だろ…このもやもやした気持ち…) 友「悩んでいても仕方が無い!プレゼントでも開けてみるか!それと、エイラから貰った缶詰も開けてみるか」 「まずは、ハルトマンからのを……」シュルルッ 「ん? お菓子と手袋か。ハルトマンらしいな」 「次はトゥルーデのを…」シュルル 「トゥルーデは、マフラーと…写真?」 「…"私の妹のクリスだ"って書いてある…」 「なんか宮藤に似てるかも」 「…二人ともありがとう…」 友「次はエイラのやつか、缶切りはどこだ?あった!」 ギリギリギリ プシュー 友「おわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!何だこのにおい!!おえっ」 「これ…食い物かよ!…うぷっ!」 「エイラの野郎っ!!覚えて…おえっ!!」 ― 俺&ヘルマの部屋 ― 俺に馬乗りになるヘルマは自ら腰を振り続けた 俺「だ、ダメだって…そんなにキツくしたら…うっ」 ヘルマ「…だ、ダメ…刺激が足りない…あん!…」ベロンベロン 俺「お酒は…今後一切ヘルマには飲ませないぞっ!! うっ!」 ヘルマ「そ、そこっ! あん! 俺…もっと速く…」ベロンベロン パン パン パン お酒を飲むとSになるヘルマであった
https://w.atwiki.jp/partysc/pages/106.html
ここではこの@パーティーSCの管理人、副管理人の紹介をします。 あいはち 鬼ガエル らいふ あいはち 49_m.gif ここの管理人。 専門家によるとあいはちが発言すると2/3の確率でログが凍るらしいので誰か発言してあげよう よくサボる。 鬼ガエル 11_f.gif 改造できるしいい子なのでI8には信用を置かれている。 らいふ 34_m.gif びっくりするほど信用されていない。副管やめろとか言われる。 この人にはタメ口でいい。何で副管になってるのかみんな疑問に思っている。 副管理人なのにいつ追放されるか分からない まともな人は氷河さんしか居ません。 その他にも何人かにWiki管理を手伝ってもらっています。 副管理人募集中! ※していません。 @パSCでは常に副管理人を募集しています 副管理人になると発言封じを使えたり開発途中の場所にいけたり 管理室にいっていろいろなことができます ぜひ副管理人に興味があるかたは管理人のあいはちまでご連絡ください
https://w.atwiki.jp/atparty2/pages/74.html
ボスなし。手ごわい強敵を倒しつつ、どこまで進むことができるかの挑戦クエスト。 参加条件と参加人数はあらかじめ決められています。 「@すすむ」で冒険開始です。モンスターを倒していき、どこまで進むことができるか限界に挑戦しましょう! やられてしまい生き返る手段がない場合は「@にげる」でパーティーを抜けましょう。 一定の階以上で運がいいと宝箱が出る時があります(主に回復補助アイテムです。レアなものは出ません) 敵からもらえる経験値とゴールドはかなり少なめです。 モンスターは仲間になりません。 進むにつれて敵は強くなっていきます。 最高記録者はトップの@世界記録に載ることができます。 記録更新は最高記録の次のレベルをクリア(@すすむ)時に更新されます。 他のクエストと違い、育成や収集というよりは、限界の記録への挑戦という感じです。 参加条件 最弱逆襲と怒羊牧場はHP400未満。 他は参加条件はなし。 参加人数 最弱逆襲 1人 怒羊牧場 2人 恐怖肝試 2人 幻覚猛毒 3人 即死博打 4人 花火大会 4人 鉄壁要塞 4人 最強王者 1人
https://w.atwiki.jp/shinnyu/pages/21.html
ホーリーの部屋へようこそ~( ´・ ω ・ ` ) 今日来た人の数 - 人 今まで来た人の数 - 人 閲覧何人か- ↓永遠の神曲たちよ | | | | | | ここで終わりです。 暇ですな~( ´・ ω ・ `) byホーリー 暇ですね~( ´・ ω ・ `) byG S 暇ですわ~( ´・ ω ・ `) by♦チョコ♦ 糞ですわ~( ´・ ω ・ `) byザークフェニックスBX おっおっお(´∀`) がんばるぜーいぇーい!w ルールだじょ~ww 荒らし禁止じゃーい 暴言禁止じゃーい 勝手にページ編集禁止じゃーい ↑まあそんくらいだな^^ コメント下さいなw 皆さん、よろしくお願いします^^ -- ホーリー (2009-08-30 19 47 15) よろしく -- Wii (2009-08-31 15 09 36) コメント整理しました。 -- ホーリー (2010-01-02 17 20 07) 名前 コメント ふざけコーナー ここでは、ふざけたことを言うコーナーです。みんなでふざけまくろう!www うひーー -- ホーリー (2009-08-30 19 46 42) もっちりかつふにふにですね♪ -- ♦チョコ♦ (2009-08-30 19 48 16) ぷりんぷりんで美味しそうなミミズですね♪ -- Wii (2009-08-31 17 46 15) ちららーんケーキみんなにむりやり食べさせよう^^ きっとみんなゲボ吐きパーティー♪ -- ホーリー (2009-09-22 10 23 08) ありがとう山田 -- ♦チョコ♦ (2009-11-07 21 56 39) いえいえ皮神 -- ホーリー (2009-11-15 23 05 56) ねえペニシリンを作りましょうよ・・・ねえ -- Wii (2010-01-08 15 43 10) 名前 コメント おもしろコーナー ここでは、おもしろいゲームとか動画やらを紹介します。感想とかも下さいなw カービィでゴーゴー チョコットランド バスケのテクニック動画 感想 名前 コメント